
鑑定書の検討で確認する事項
- 痕跡の保存状態と記録;
- 写真資料とスケールの質;
- 比較試料の十分性;
- 特徴の記述の網羅性;
- 結論の根拠;
- 矛盾があるか;
- 専門知識の範囲を超えていないか。
痕跡の保存状態と適性を確認してください
鑑定書の検討を行う専門家は、現物、その複製物、写真のどれが調査されたかを知る必要があります。この違いは、凹凸や細部を確認できるかに影響します。写真にスケールがあっても、その位置と撮影の幾何学的条件が不明であれば、精度は保証されません。
比較の水準を区別してください
一般的な寸法や形状が合っていても、特定の工具や物との同一性を意味するわけではありません。鑑定書では、どの特徴が回答の水準を裏付け、相違をどのように検討したかが明確でなければなりません。
- 全景と接写の対応は分かりますか。
- 比較対象物は特定されていますか。
- 自分で照合した際に、新たな痕跡が加わっていませんか。
- 結論は、提出された資料の充実度に見合っていますか。
不備の指摘は、回答への影響を示して記録します。鑑定書の検討では、必要な独自の調査なしに、別の機序についての仮説を、確認済みの出来事に変えてはなりません。